Southwest Airlines
2007年 03月 25日
ミッドウエストに住んでから、よく利用するようになったサウスウエスト、米国のなかで最も成功しているディスカウント・エアライナーである。
サービスも大手の航空会社よりも行き届いている気がする。
サウスウエストの特徴の一つはオープン・シーティング、つまりバスや電車のように早いもの勝ちでどこに座ってもいいのである。よって搭乗を始めてからぐずぐずしていると、両隣300パウンドで、席からはみ出ているような搭乗者の間に挟まれて悲惨な思いをする羽目になることもある。
米国は果てしなく広いのと、大抵の場合は乗り継ぎが必要になるので飛行機にのると結構いつもダウンタイムが長いのである。ということで暇つぶしにもってこいなのが、NY Times。平日では忙しいので読んでいる暇がない。
いろいろな面白い記事があったが、印象に残ったものの一つとしてやせ薬、フェンフェンのクラスアクションの訴訟で何百ミリオンも勝った弁護士が、弁護料として通常訴訟で得られた金額の30%程度の報酬が通常のところ、50%以上も取って訴えられているという話。
そのなかで、弁護士も医師と同じように、クライエントの利益を一番に考えるという職業上の倫理観があるというのをみてちょっと意外であった。まあ冷静に考えれば当然そうであるべきなのであろうが、個人的な経験とは少しかけ離れているような気がした。
そういえばヒューストンであったセミナーの昼食で前述のユダヤ系のプロフェッサーと話している時に、米国の医療保険のユニバーサル・カバレッジの話題がでてきたのであるが、そうでなくとも公的医療保険はパンクしかけているのに誰が費用を負担するのだと聞いたら、大方の予想に反して、彼は冷静に「それは私と君のような人だよ。」と答えて、ちょっと不意をつかれたような気になった。
そういえばCS Lewisかなんかの書いた本に、自分以外のどれくらい広い範囲の人(自分だけ、家族や親族まで、友人まで、同僚まで、自国民まで、、、、はたまた隣人すべて)にunselfishになれるかでその人の価値が決まるとあったのを思い出してしまった。
まだまだアメリカもすてたものではないようである。
写真は先週いったカリフォルニア、サクラメントの空港のバッケージ・クレイムで展示されていたアート。
サービスも大手の航空会社よりも行き届いている気がする。
サウスウエストの特徴の一つはオープン・シーティング、つまりバスや電車のように早いもの勝ちでどこに座ってもいいのである。よって搭乗を始めてからぐずぐずしていると、両隣300パウンドで、席からはみ出ているような搭乗者の間に挟まれて悲惨な思いをする羽目になることもある。
米国は果てしなく広いのと、大抵の場合は乗り継ぎが必要になるので飛行機にのると結構いつもダウンタイムが長いのである。ということで暇つぶしにもってこいなのが、NY Times。平日では忙しいので読んでいる暇がない。
いろいろな面白い記事があったが、印象に残ったものの一つとしてやせ薬、フェンフェンのクラスアクションの訴訟で何百ミリオンも勝った弁護士が、弁護料として通常訴訟で得られた金額の30%程度の報酬が通常のところ、50%以上も取って訴えられているという話。
そのなかで、弁護士も医師と同じように、クライエントの利益を一番に考えるという職業上の倫理観があるというのをみてちょっと意外であった。まあ冷静に考えれば当然そうであるべきなのであろうが、個人的な経験とは少しかけ離れているような気がした。
そういえばヒューストンであったセミナーの昼食で前述のユダヤ系のプロフェッサーと話している時に、米国の医療保険のユニバーサル・カバレッジの話題がでてきたのであるが、そうでなくとも公的医療保険はパンクしかけているのに誰が費用を負担するのだと聞いたら、大方の予想に反して、彼は冷静に「それは私と君のような人だよ。」と答えて、ちょっと不意をつかれたような気になった。
そういえばCS Lewisかなんかの書いた本に、自分以外のどれくらい広い範囲の人(自分だけ、家族や親族まで、友人まで、同僚まで、自国民まで、、、、はたまた隣人すべて)にunselfishになれるかでその人の価値が決まるとあったのを思い出してしまった。
まだまだアメリカもすてたものではないようである。
写真は先週いったカリフォルニア、サクラメントの空港のバッケージ・クレイムで展示されていたアート。
by beta-endorphin
| 2007-03-25 11:27
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