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カリブ海クルーズ

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米国のバケーションで最近にわかに注目を集めているのが大型豪華客船によるクルーズである。一般の目的地は比較的穏やかな海であるメキシコを含むカリブ海とかアラスカなどである。日数は4-11日程度で米国人の約15%、西ヨーロッパ人の10%程度の人がすでにクルーズ経験者のようである。私の住んでいるカンザス・シティは回りに海がないこともあり、久しぶりにカリブ海の島にクルーズで出かけることにした。行ったところはセント・マーチン、トーマス、またディズニィーが所有しているバハマの島であるキャストアウエー・ケイである。以下はその旅行に関する雑感である。

私のまわりでクルーズを経験したアメリカ人は概ね非常に満足したようで何回もクルーズに出かける人も少なからずみられる。大抵の船は2500人前後の客がのり乗務員は700-900人ほどのようである。乗ってみると食べ放題、大きなシアターで毎日のようにライブ・ショウがイベントが目白押しでプールや映画館、スパ、スポーツ・ジムもついており飽きることはない。一度目的地に付けばオプショナルのツアーや買い物に出かけたりビーチでのんびりしたりなど様々である。アルコール類は別料金であるがかいつまんで言うと、「食べる、飲む、遊ぶ、買い物」であろうか。子供をつれって言ったせいかそれほど目的地での時間が少ないような気がしたがのんびり旅をするのには悪くない旅である。ディズニィーのクルーズにのったので子供たちはキャラクターやプリンセスと写真をとり大喜びであった。

特に印象深かったのは乗務員のサービスである。レストランは混雑を少なくするために3つのレストランを毎日ローテートするのであるがそれに毎日同じサーバーがついてくるのである。メインのサーバーとアシスタントのサーバーの2人が一週間のあいだ毎日迅速でフレンドリーな給仕をしてくれた。キャビンのほうでも毎日丁寧なベッドメイキングや子供のためにタオルで動物を作ってベッドの上に置いてくれてあり毎日遊びつかれて部屋に帰ってくるたびに子供は大喜びであった。また船上では毎日朝早くからメインテナンスで掃除とか少しでも薄くなったニスやペンキがあれば早速上塗りをして船をいつもピカピカに磨きあげているようであった。船の日程をみてみると一週間のクルーズが終わり出発地点にもどったその日の午後からまた次のグループを乗せてすぐに出発するという過密スケジュールであり一日の休みもなくフル回転させている様子であった。

この一生懸命サービスしてくれる乗務員であるが多くは東南アジア、東ヨーロッパ、アフリカなどの国から来ており、久しぶりに自分以外で訛りのある英語をあちこちで聞くことができたのである。他にオーストラリア、カナダ人も少数だがいた。レストランで給仕をしてくれたフィリピン人に聞いてみると4ヶ月休みなく働き、2ヶ月休み、休みの時は自国への旅費も会社が負担してくれるとのことであった。収入のほとんどは客からのチップによるものらしく、よりよいサービスをすればするほどチップが増えて収入が増えるという仕組みらしい。ちなみに旅の最後でチップを渡す習慣になっており一週間の旅でチップのガイドラインとして旅行者一人につきレストランでのサーバー2人とキャビンのホステス1人の合計3人に対して$70程度が相場のようである。ちなみに私の知り合いの米国人は「米国人にサービスさせるとあんな一生懸命にはやらないよ。」といっていたがまさに同感である。

一週間同じ船に乗っているといろいろな人に会うこともできる。私はニューヨークのクイーンズで3つのレストランを経営しているオーナーと知り合いになり、家内は毎朝のようにデッキでジョギングをしてNASAの技術者を夫にもったボーイングの技術者と知り合いになったようである。またカクテルを飲みすぎたのかエレベータのなかで年配の小太りのおじさんが妻が金を使いすぎるんだ、、などなどといきなり身の上話を始めだしたりとなんだか米国社会の縮図を見ているかのような旅であった。船をおりてから何日たってもまだ揺られているような感じがして、スコポラミン・パッチを耳の後ろに貼っているいる年配の人を何人か見かけたがその理由が旅が終わってからようやくわかった次第でる。
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by beta-endorphin | 2004-01-04 03:07 | travel