The Chrysanthemum and the Sword
2006年 10月 31日
ネットサーフしていたらルースベネディクトの記事が目に入った。『菊と刀』という有名な日本人・日本の文化論を書いた人類学者である。
これは、1944年、対日戦争集結を目前にして、日本の戦後処理政策決定のために、アメリカ陸軍局の委嘱を受けて書かれたそうである。
ステレオタイプはあまり好きではないが、日本人は『恥の文化』で、西洋人は『罪の文化』という分類らしい。『恥の文化』では、他人に見られて恥ずかしいことはしないが、誰も見ていなければOK、だそうである。対して『罪の文化』では、罪を決める神は、いつでもどこでも見ているから、人が見ていなくても罪をおかさないということらしい。
このような研究が日本に戦後天皇制を継続させた方がよいという結論の助けになったという記事も見られた。
戦争慣習からして、欧米人とは全く異質の物の考え方をするらしい日本人の行動パターンを予測することが、戦後統治政策に重要であったらしい。
そういえばイラク戦争が始まった時も、まわりの一般庶民でさえ彼らの行動規範を勉強していたのが思い出される。
トレールを散歩していたらお座敷が見つけた子へび。舌を出してお座敷を威嚇するの図
これは、1944年、対日戦争集結を目前にして、日本の戦後処理政策決定のために、アメリカ陸軍局の委嘱を受けて書かれたそうである。
ステレオタイプはあまり好きではないが、日本人は『恥の文化』で、西洋人は『罪の文化』という分類らしい。『恥の文化』では、他人に見られて恥ずかしいことはしないが、誰も見ていなければOK、だそうである。対して『罪の文化』では、罪を決める神は、いつでもどこでも見ているから、人が見ていなくても罪をおかさないということらしい。
このような研究が日本に戦後天皇制を継続させた方がよいという結論の助けになったという記事も見られた。
戦争慣習からして、欧米人とは全く異質の物の考え方をするらしい日本人の行動パターンを予測することが、戦後統治政策に重要であったらしい。
そういえばイラク戦争が始まった時も、まわりの一般庶民でさえ彼らの行動規範を勉強していたのが思い出される。
トレールを散歩していたらお座敷が見つけた子へび。舌を出してお座敷を威嚇するの図
by beta-endorphin
| 2006-10-31 10:30
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